彩雲国物語「黎明に琥珀はきらめく」 感想
彩雲国物語  黎明に琥珀はきらめく (角川ビーンズ文庫 46-16)彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく (角川ビーンズ文庫 46-16)
(2008/04/24)
雪乃 紗衣

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読んで良かったです。
なんというか、不気味な、音は小さいけれど大きな流れに
グイグイと流されつつある・・・そんな勢いを感じました。
絳攸が御史台に拘束されるところから、話は始まります。
拘束されて間もなく、彼は意識を失うのですが・・・。
話としてはシリアスです。が、絳攸が意識を失う前後のあたり
は笑えました(方向音痴に関するエピソードや起きた直後)

 楸瑛と彼の新しい上司とのやり取りも笑えました。
新しい上司は過去の経験もあったので、今度はもう誰よりも
部下の扱い方を(ある意味)心得ていそうです。
楸瑛は、「持っているのは顔と頭と若さだけ」と言っていました。
その3つを持っているだけでも十分魅力ですけれど、王の側近
に必要な要素とはいえませんからね★これから頑張りなさい
と言ってあげるししかありません(笑)

 秀麗が絳攸のためにかけずり回る・・のですが、秀麗ばかりに
スポットをあてるのではなく、実にたくさんの人物が登場します。
前作までを読んでいないと理解はできませんが、良く練られて
いると思いました。朝廷のあらゆる箇所が動き出した様子が
わかりました。
秀麗が官吏として磨かれていく過程がなるほどと納得させられ
ます。
ふと思ったのですが、秀麗を女として磨くのは清雅が一番かも
しれません!秀麗と女らしさをチラリと感じさせることをやってのけ
ているのは清雅ばっかりではありませんか!?
彼は性格には難ありまくりですが、女性の扱いの心得もあることを
示しているのがポイント高いですね。

男っぷりを一番示してくれるのは、やはり燕青でした。

それにしても、これだけ有能な人たちがそろっていれば、さぞか
し素晴らしい王朝が出来そうですけどね
プライドとか、歴史とか まぁいろいろあるのでしょうが朝廷の外
の民にとってはなかなか良い政治をしてくれそうです。が、
こんな人達に囲まれたら、劉輝じゃなくても逃げ出したくなるので
は・・やはり王様になるというのは大変ですね。
次巻では、秀麗以上に王様が成長しなくてはいけないようです。
続きが楽しみです。 私的評価は★4つです。

2008-05-01 01:13 | ライトノベル | Comment(0) | Trackback(0)
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